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  • Name: Dave Takeuchi
    米国西海岸シリコンバレーにてITベンチャーへの投資業務に従事。システム開発プロマネ、商品デリバティブ取引のリスク管理、ASP事業の立ち上げ、日本国内のベンチャー投資業務を経て2004年11月に人事異動に伴い渡米。ソフトウェア工学(オブジェクト指向分析分野)専門。
    e-mail dave.takeuchi@gmail.com

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July 2009

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July 09, 2009

シリコンバレーにいたメリットを再認識

4月末に日本に帰国し、連休明けから仕事を開始してから丁度2ヶ月が経過。日本での生活にもすっかり慣れて違和感はほぼ消え、シリコンバレーでの日常を思い出す頻度も数日に一度程度に減衰して、そろそろやや思い出になりつつある。

仕事は、今後数ヶ月のスパンで自分が何にどういう優先順位で取り組むべきかという点を中心にほぼ固まり、無理めの目標設定も次第に見えて来て、大分エンジンがかかって来た。周囲の自分に対する認識も自己認識と摺り合って来て摩擦がほぼなくなり、過ごしやすくなって来た。いい感じで時間が無くなり、そろそろパンクし始めて充実した日々。悪くない。

日本での仕事生活にエンジンがかかり始めるにつれ、逆に4年半の期間シリコンバレーにいた効用を随所に感じるようになって来た。まずは言葉の問題。日本帰国後、電話会議等で米国企業と英語で話す際に言葉の壁が無いという直接的なメリットもさることながら、通常日本語で仕事をしている時に「日本語でそのまま仕事が出来る」メリットを感じる。

母国語が日本語である身でシリコンバレーで英語で仕事をしていた際は、英語に基本的に不自由しないとはいえ、たとえば投資先の取締役会等での英語での議論がヒートアップして各位のしゃべる速度が無茶苦茶速くなり、且つ会話がかぶってChaos状態になって来るとFollowが難しくなる場面もあった。普段の仕事の場面でも、時にはやはりミリ秒単位で思考と発言の遅延発生は否めなかった。一方、日本にいると全部日本語。英語生活でのミリ秒のハンデが無くなり、あらゆる場面でワンクッション多くの時間考えながら喋るゆとりが生まれる。ある意味、4年半の間「大リーグ養成ギブス」をはめて生活していたのが、突然ギブスが外されて解き放たれた感じ。会話の最中、張本ばりにボールの縫い目が見えると言ったら言い過ぎか。

もう1つあるのは、楽観的な思考体系。シリコンバレーには、Yahoo、GoogleとMSのサーチエンジン競争をテーマに皆が議論している中で、平気でゼロからサーチエンジンのベンチャーを起こす無謀な(失礼!)人々が大量にいた。シリコンバレーには基本的に楽観主義が溢れ、究極的には「いまさら感」という概念が希薄に思える。日本で新規事業の企画を考える際に、事業予定Spaceに大手の既存企業がいることを取って「今さら参入しても・・」と入り口で否定的に入る議論は日常の風景。そんな否定的な議論を聞きながら、喩えばSand Hill RoadのVCに詰めている知己あるEIRがビジネスプランを書くとしたらどう考えるだろう、と思考を巡らせる。現在の市場に大手がひしめいているのであれば、これから起業しようとしている案件の対象市場が3~5年後にどう変質しているかを考える。仮にそこに大きな地殻変動の芽や潜在的な顧客のPainを見出せるのであれば、ターゲットを足元の市場ではなく将来の市場に置くという「Moving Target狙い」の目線で事業を考えることで、雌雄が決したかに見える市場に新たなSpaceが見えて来る。栄枯盛衰。あらゆる市場や競争環境は変化して行く。そして、その変化の方向性に何らかの仮説を導入して、そこに一点集中で賭ける計画を立てる。いずれもシリコンバレーでは日常の風景である。

日本での仕事環境に慣れて来るに連れて、逆にシリコンバレーを意識する場面が増えて来た。改めて、良い経験をさせて貰ったな、、と思いを新たにする。

June 29, 2009

IVSの懇親会

これも先週の話だが、IVSのAdvisorやSpeakerの懇談会に参加。夜7時過ぎに仕事を切り上げて、六本木ヒルズ52階のレストラン、MADO LOUNGEへ向かう。IVS自体には2005年からずっと、アメリカから出張ベースで年2回参加して来たが、IVSの後日行われる懇親会は今回が初参加。

シャンパン片手にM社のPaulさんとChatしていて、「アメリカから帰って来て一番変わったことは何?」と問われ、ふと窓の外を見ると目の前に輝く東京タワーが見える。「シリコンバレーのMenlo Parkでは、周囲で一番高い建物は自分のOfficeがあった4階建のビルで、周りは森林と原野が広がっていた。そして今いるのは六本木ヒルズの52Fで、周囲は見渡す限り地平線までコンクリートのビルの夜景が延々と続く。この環境の違いが一番大きいかなー」と答える。そしてもう1つ大きく変わったのは何と言ってもこの湿気。「暑さと湿気があるおかげで、日本はビールが本当にうまい」と連日強がっているわけだが(実際にうまいと思うが・・)、流石にここまで湿度が高いと少々難儀する。日本帰国前に、VCのY社のUさんから「日本の梅雨と夏を乗り切るのは大変ですよー」と有難いコメント(?)を頂いたことを思い出す。。ちなみに、聞くとPaulさんはカナダのトロント出身で、日本に来て5年になるという。「なんでこんなhumidな国にわざわざいるの?」と聞くと、かなりウケていた・・。かくいう当方も、こんなhumidな国に最近わざわざ(?)帰って来たわけで、「お前が言うなよ」ということなのだろう。

懇親会はシャンパンやワインをやりながら、立食でCasualに皆さんとお喋り。あっという間の2時間。IVSの小林さん、小野さん、田中さん始め、Mixi社長の笠原さん、GREE社長の田中さん、DeNA取締役の川田さん等、いつもIVSでお目にかかっている方々と楽しくお喋り。皆さん当方の新たな仕事に関連して、色々とアドバイスやお力添えを下さって大感謝。考えてみると、IV & IVSをゼロから立ち上げた小林さん、Adobe米本社でWorld Wideの投資を統括されていた田中さん、CA Mobileの創業メンバーで専務取締役さんだった小野さん、そしてGREEを始めた田中さんやDeNAを立ち上げられた川田さん等から各々タダで色々アドバイスやご紹介を頂いてしまっているわけで、ある意味なんて贅沢なんだろうと思う。。小林さんはじめ皆さんに改めて感謝。

そこでやはり思うのは、自分は今後どのような貢献を日本のIT/ネットコミュニティに対して出来るのだろうかという点。今迄は、微力ながらもシリコンバレーから米国企業のご紹介や米国事情の御案内等を日本に向かって適宜実施して来たわけだが、日本に帰って来た今、さて当方が出来ることは何だろう。

車到着

先週後半に、アメリカで使用していた車が日本の通関・車検等無事終了し、納車された。Californiaのナンバープレートが外されて品川ナンバーになり、純正オーディオが外されてPioneerのカーナビにつけかわり、新たにETCの読み取り機が装着された。それ以外は外観はそのまま。4月末の帰国直前にSan Francisco空港近隣で別れてから約2ヶ月ぶりの再会。旧友に久しぶりに会ったような懐かしさがこみ上げる。

101や280を使ってSan Francisco Bay Areaをあちこち走り回り、Napaへの小旅行、Half Moon BayやPebble Beach等の近隣へのドライブ、Los AngelesやYosemite等の遠出ドライブ等でいつも一緒だった車。その同じ車に乗って、今度は首都高や東京都心を走り回る。なんとなく不思議な感覚だが、5年ぶりの東京での運転体験という事実も相まって、大変楽しい。暫く走っていると、左ハンドル車で左側通行をしている状況にも次第に慣れて来る。

一方で、東京都心で3.5リッターのエンジンを抱えた2トンもあるSUVに乗っている状況に少し考え込む。ハイブリッド車やEVへのシフトが次第に明確になりつつある今日この頃、純粋なガソリン車に乗るのはひょっとしたらこの車が最後かも知れないな、などと思う。

June 22, 2009

近況など

先日、ようやくアメリカからの引越荷物の船便が日本迄届き、ピアノやベッド等の家具や70本弱のCalifornia Wine、そして各種引越荷物のダンボールが自宅に運び込まれて来た。続けて帰国後日本で購入した各種家具がデリバリされて来る。これで全ての荷物と楽器・家具がようやく揃い、日本帰国後の生活セットアップも最終段階を迎える。

続けて先週、アメリカから持って帰って来た車が横浜港に到着し、無事通関を通ったとの連絡が入る。日本のRegulation対応用の各種改造と車検対応等を経て、おそらくあと1週間位で車も手元に届く見込み。

日本帰国後1ヶ月半ほど経過したが、日本の状況への早期Catch Upを主目的に、日経新聞の1面から投資・財務欄までの原則全記事を毎日読む日課、そして毎週日経ビジネスを原則全記事読む習慣を自らに課して来た。その効果もあってか、仕事の会話の場面等で、日本の経済や政治時事ネタもある程度違和感無くフォロー出来るようになりつつある。日本の政治経済事情のフォローが巡航速度に入って来たので、次は英語メディアのフォローを再開しようということで、手始めにTIMEの購読開始。英語のネットメディアのSubscriptionはもう少し落ち着いてから始めようかなどとあれこれ計画を考える。心配していた英語力の低下は、先週アメリカと数本電話会議をしている限りにおいては特段問題無く、今のところ大丈夫。但し、じわじわと語彙や言い回しのバラエティが失われていくのではないかという心配はあり、維持・向上策を考えねばならない。

読書は相変わらず雑食であれこれ目を通している。今日は吉田茂テーマの本を読了(「吉田茂 ポピュリズムに背を向けて」。北 康利の本は、白洲次郎をテーマとした本もそうだったが人間味溢れる描写で読んでいて飽きない)。この本を読んでいて、いつもSan Franciscoで年末にくるみ割り人形のバレエを観に行っていたWar Memorial Hallが第二次大戦後のサンフランシスコ講和条約の締結会場だったことを知る。ちなみにこの事実は、今日たまたま昼飯をしていた時に会社の大先輩から聞いていたりもする。同じ日にこの事実を2つのソースから初めて聞くという偶然が面白い。

夜の宴席は相変わらず続いている。先週の宴席は同年代の懐かしい面々とご一緒する機会が続いた。火曜日には東京の某有力VCで若大将Partnerとして頑張っておられる秦君と表参道のお蕎麦屋さん、川上庵へ。野菜も肉もこととごとく旨く、シメの蕎麦もしっかりコシがあって超美味。うまい蕎麦と日本酒、というリクエストを叶えてくれて大感謝。秦君も大変お元気そうでなにより。

水曜は某大手SIの最年少課長として相変わらず辣腕を振るっておられるTさんと、某大手コンサルにお勤めのAさんと恵比寿の和食屋さんへ。不覚にも最後はかなり酔っ払ってしまったが、知的好奇心をおおいに刺激される会話に大満足。

木曜は会社の大先輩、及び米系VCの日本事務所で頑張っておられる倉林君と新橋の宇和島料理屋さんへ。刺身や四国の地酒、そしてシメの鯛飯が超超美味。日本に帰って来て本当によかったと、しつこく改めて思う。倉林君とは去年11月にWharton主催のAsia Business  Conferenceにお招き頂き、PhiladelphiaのPark Hyatt Hotelで同ConferenceのVCのPanelに登壇させて頂いて以来の再会である。相変わらず爽やか&お元気そうでなにより。そう言えば、このConferenceにはさわかみ投信のさわかみ社長もスピーカーとして来られていたが、同氏がそこで昨年11月の時点で日本の株は歴史的な買い場とおっしゃっていたことを思い出す。日経平均が直近1万円をHitしたということで、とりあえず現時点ではなるほどと思う。

Anyway、各種メディアからの情報収集や仕事での様々な方々とのやりとり、そして過去1ヶ月半のほぼ毎日の宴席でお目にかかった皆様のお陰もあり、大分日本の各種事情にCatch Up出来るようになって来た。米西海岸で購読していたWine Spectatorが住所変更の手続きが終わったようで日本にダイレクトに郵送されて来るようになり、最近の号でNAPA VALLEY GETAWAYSなどという特集記事があるのを見つけて読みふけり、Auberge du SoleilやCarneros Inn、Solage Calistogaが写真つきで紹介されているのを見て暫し懐かしさに浸るといった場面はありつつも、お陰様で日本の生活も軌道に乗りつつあり元気にやっている。

June 19, 2009

IVSのSession Videoご紹介とクラウド再考

5月に北海道で行われたIVSのSession VideoがUpされている(こちら)。弊方Moderator務めたCloud Computing関係Sessionの一部の様子もUpされているのでご参考迄(こちら)。

Video内ではRightScale CEOのプレゼンを挟んで、最初と最後に弊方解説が若干。実際のSessionでは、この前にAnimotoのプレゼン、この後にPreferred Infrastructureの西川社長のプレゼンがあった。AnimotoはAWS上での成功サービス事例、Right ScaleはAWSのEnabler、そしてPreferred InfrastructureはLatencyの問題でAWSがまだ日本では本番環境で回す対象になりえない中で、開発・検証環境等で日本からもAWSを有効活用出来る側面があることを紹介。

SessionをModerateしながら、個人的にも各位のプレゼン内容を楽しませて頂いた。

さて、Cloud Computingは、少し前にマッキンゼーのレポート等で特に大企業での適用を考えた場合にそのコスト優位性に対する疑問が提起されたり等、何かと議論が盛んな状況にあるが、当方の主な興味対象はこれら「移行」系の議論もさることながら「新規事業」系の論点である。もう3年以上前になるが、2006年5月に本Blogに書いた「SaaSの今後」というエントリでSaaS→BPOの流れを提起したが、Cloudの浸透によっていよいよこの流れがAccelerateするのではないか、と個人的には考えている(正確に言えば、Accelerateしたら面白いな・・と考えている)。今迄アウトソースの対象となっていなかったような意外な業務プロセスが外出しの対象になってそこから業務の内部推進・外部委託の線引きが再定義され、新たなIndustryが生まれないか。

新たに外出しされるのは、今迄のような粒度の纏まった機能ではないかも知れない。個別アプリがCloudに乗って業務アプリも自由にMashUpして行ってアプリ間のInterface摩擦が更に低減して行くに連れて、個々のアプリが提供する機能の粒度が下がって行き、超ピンポイントの個別機能に特化したアウトソーサみたいなものが出て来ないか。

というわけで、繰り返しになるが、Cloudは「リソースの手元からCloudへの平行移動」という切り口ではなく、新たな業態の出現や新たな業務単位の括り方を実現して新しい業務集約効果を捻り出すと言った「付加価値創出」という視点から議論をすると、より実りが多いのではないかと思う。

June 11, 2009

金沢と岩国の酒

今週は日本酒との良い再開&出会いが続いた。月曜晩はシリコンバレーで大変お世話になった弁護士のYさんに、赤坂の和食屋さんへ連れて行って頂く。入店して早速お酒のMenuを見ていると、「瑞穂」の文字が飛び込んで来る。。。これ、2004年の秋に渡米する直前に、二子玉川の高島屋で行われていた金沢の物産展で偶然見つけた超超美味な日本酒。当時1本買って自宅で飲み、あまりの美味さ加減に感動して後日数本買って周囲に配った記憶が蘇る。アメリカにも何本か持って行ったっけ、と思い出す。

お店の方にそんな昔話をしていると、なんとこの和食屋さん自体が瑞穂の蔵元である福光屋さんが道楽(?)でやっているお店との御説明を頂く。。渡米直前に出会ったうまい酒に、日本帰国直後に再び出会うという偶然。美しい青いボトルに入った瑞穂。お味は無論超超美味。食事はコースでこちらも文句なしの美味。

月曜晩ということもあってか、いつしかお店のお客は我々だけに。照明を落とした落ちついた店内。蔵元が道楽でやっているお店と聞いたことを思い出して改めて店内を見回すと、そういえばお店の空間の約半分がデッドスペースになっていて、カウンターを挟んで何も置いてない板張りの空間が広がっている。赤坂の一等地にある店の半分のスペースが敢えて未使用という大変贅沢な造り。広々とした開放的な空間が大変心地よい。

おいしい料理を頂きながら、カウンター越しにお店の方が日本酒のうんちくを数々披露してくださる。そして、お勧めということで次々と卒倒しそうなほど美味な生酒や限定品の日本酒がどんどん出て来る。。余りにも完璧なSituationで大満足。Yさんも相変わらず120%人生をEnjoyされている御様子で、たっぷり元気を頂く。大変楽しい夜が更けて行く。

火曜の麻布十番での和食を経て、水曜は某大手SIの要職に就かれているYさんと西新橋の某割烹へ。このYさんにも、過去シリコンバレーで大変お世話になった。お店は山口県人の社長さんが経営する山口の郷土料理の割烹。大変居心地の良い個室に通される。山口の料理は新鮮な魚介類が大変印象的で各々超美味。特に、こんな歯ごたえのあるカマボコやタコを食べたのは初めて。。日本酒はYさんのお勧めで岩国の「五橋」を頂く。ほのかに甘く、飲みやすいが同時に心地よい引っ掛かりがあり、口に含むとFruityな香りが上がって来る。大変バランスの良い日本酒である。飲みやすい為、つい飲みすぎてしまいそうな危険な酒でもある。超お勧め。

Yさんからは、臨場感あふれる業界動向の情報を頂くと共に、久しぶりにゴルフの道具や技術のてほどきを受ける。お話を伺いながら、落ち着いたら早いとこゴルフもちゃんと再開しないと、、と軽く焦って来る。

June 03, 2009

引き続きひたすら宴席の日々

引き続き平日晩は宴席の日々が続く。月曜は某私鉄の郊外駅近辺にある激辛の超美味四川料理屋で坦々麺と麻婆豆腐、水餃子を食べながらビールと紹興酒。火曜は大手町近辺で清く正しい和食を頂きながら散々馬鹿話で盛り上がり、芋焼酎をロックで飲み続けた。今日は銀座の焼き鳥屋でうまい焼き鳥とビール、焼酎そしてワイン。明日は東京駅近辺で焼肉、明後日は日比谷でタイ料理を予定する。会社の元同僚達とのGet Together、学生時代の旧友達との飲み、そして過去仕事でお世話になった方々との会食など。今のところ再来週末迄、ほぼ全ての平日晩の予定が埋まっている。持つべきものは友、と心底思う。

シリコンバレーを去るに際して誓ったことの1つに、「Valley Optimismを日本に広めたい」というものがあった。健全な楽観主義、自らの能力に対する深いレベルでの信頼感、明日は今日より良い日になるという信念。閉塞感の漂う日本にこのような前向きなモメンタムを持ち込みたい、などと少し気負っていた面もある。が、過去1ヶ月、毎日一緒に飲み食いして来た人々は皆さん大変エネルギッシュで独自性あふれるビジョンと信念に満ちており、わざわざ「Valley Optimism」なんて当方が言う必要なんて微塵も無いような素晴らしい人々ばかり。日本の未来はかなり明るい、と確信する。

嬉しいことも色々あった。8年ぶりに会った面々からは、8年前に当方がコーディングした某システムがまだ現役で動いていて重宝しているとの報告を頂く。一度当方と話をしてみたかった、とアポを入れて来て下さる方々がいる。これからも定期的に飲みに行こうと誘って下さる方や、勉強会や会合にお誘い下さる方々がいる。ランチに神田や大手町のおいしい和食屋さんに誘って下さる方々がいる。本当に恐縮し通しの毎日。毎日の読書のノルマ達成が次第に厳しくなりつつあるが、暫く体力の続く限り人と会うチャンスを最大限Getして行こうと思う。

June 01, 2009

六本木 The Ritz Carlton 東京のフレンチダイニング Forty Fiveのランチは超お勧め

久しぶりにランチネタ。先週土曜日の話だが、ランチに六本木のThe Ritz Carlton 45Fのフレンチダイニング、Forty Fiveへ。Courseのランチを頂く。このCourseはデザートビュッフェがついていて、オーダーした食事が足りないという心配をする必要が無く快適。

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まずは前菜。Ceaser Salad, shrimp, poached organic egg, lardons, basil crouton。Boilしたぷりぷり海老とPoached Egg、ベーコンそして新鮮なレタス。全体をクセの無いCeaser Dressingが包む。ストレートに美味。

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続けて本日のスープ。ミネストローネである。さっぱり&シャキシャキ野菜が美味。

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そしてメイン。Spagetti pepperoncini, shrimp, spring vegetables, bottarga。海老&カラスミ入りのペペロンチーノスパゲティ。こちらも正統派美味。カラスミのパスタを食べるのは何年ぶりだろう・・・。

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そして最後はデザートビュッフェ。第一陣のテーマはチョコ系。皿の右手手前から時計周りにシュークリーム&チョコソースかけ、クリーム&スポンジケーキ、プリン、ティラミス、アップルタルト、そして皿中央にチョコボール。ダメ押しで皿の外右奥にチョコレートムースを配置。いずれも甘さ控えめのお上品な味で超美味。

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あっという間に完食して、ビュッフェ第二弾。右手前からフルーツケーキ、イチゴのムース、そしてイチゴ。皿の右にマンゴープリン。こちらもいずれも爽やか系美味。

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全て完食して大満足。前菜、スープ、パスタ、デザート共に堂々の横綱相撲。素直にお勧め出来るランチである。

May 28, 2009

久しぶりにWine三昧

引き続き飲み会と会食の日々が続く。お陰様で有難いことに帰国後各方面からお誘いを頂き続けていて、当分宴席が途切れそうにない。。

一昨日は大学時代の連中と、東京駅地下で沖縄料理&泡盛をロックで飲みまくり、その後有楽町に移動してビールを飲みなおして北海道ラーメンをすするという不健康極まりないコース。学校を卒業して各位15年以上経過しているが、キャラはちっとも変わらず。三つ子の魂百までを地で行く展開。

今日は休肝日ということで久しぶりに真っ直ぐ家に帰る予定でいたが、午後になってK君からお誘い。小田急線某駅に近いWine Bar & Dining。French Wineと甲州ワインを頂く。Sauvignon Blanc、甲州勝沼の白、Cab、SyrahとGranacheのブレンドそしてPinot。カウンター越しにお店の方と会話を楽しみながらGlassで各々Casualに頂く。いずれも超超美味。食事も大変レベルが高く、野菜は鎌倉から毎日お店の方自ら運んで来られていて新鮮そのもの。アジのたたきもキッシュも美味。落ちついたお店の雰囲気もあいまって大変お勧めの店である。(混むとちょっと残念なので暫く場所は内緒・・・)

特に甲州ワインが印象的。日本固有のProprietaryな葡萄品種で作った白とのことで、大変丸みのあるまろやかな白に仕上がっている。。CabはNapaのStag's Leap地区のCabを彷彿とさせるお上品な仕上がりで超美味。SyrahはSpicyなところが全く無いEletantな仕上がり。途中からK君の奥様もJoinされ、カウンターでうまい食事とWineをやりながら楽しくおしゃべり。久しぶりにおいしいWineを存分に堪能して大満足。

Californiaであれこれ買っているうちに溜まってしまったWine 67本とCellarがもうすぐ船便で到着することを思い出す。最近ビール、日本酒、焼酎の毎日だったが、そろそろWineに戻ろうかなどと考える。

May 25, 2009

築地のうまい寿司と若干の焦燥感

月曜日。引き続き平日夜は宴席の日々が続く。今日はかれこれ6~7年のお付き合いとなる某企業の社長殿と築地で寿司Dinner。

この寿司屋、寿司屋なのに寿司に醤油を自分で付けるチャンスがほぼ皆無の寿司屋で面白い。すべての寿司には岩塩や醤油、各種タレで最初から味がついていて、「そのまま食べて下さい」との注釈付きでカウンター越しに握りたての寿司が都度目の前に投入される。また、寿司の投入タイミングが大変早く、入店から30分もしないうちに14種類の寿司がポンポンデリバリされて完食。江戸時代は寿司はファストフードだった、といううんちくを誰かから聞いたことを思い出す。

しかし、塩やタレ、醤油で事前味付けされてある寿司が超超美味。考えてみると通常の寿司の味付けはお客が自分で醤油に寿司を浸して勝手にやっているわけで、これをこの店では職人側が主導権を取ってネタ毎に最適な味付けをしており、職人の味付けに対する拘りが随所に感じられて大変興味深い。特に気に入ったのがトロの炙りで、ほのかに香ばしいトロの味わいが超超美味。迷わずお代わりをオーダーする。

ビールや日本酒をやりながら感動的にうまい寿司をつまみ、またこの状況が余りも完璧で幸せすぎることに一抹の不安というか後ろめたさを覚えつつ、某社長殿の話に耳を傾ける。彼はかれこれ25年も社長業を務めている大ベテラン社長。彼の話やアドバイスは全て彼の経営者としての実体験に基づいているわけで、当方の屁理屈と比べて100万倍の説得力と重みを感じる。

当方もぐずぐずしていられない、、、という軽い焦燥感を抱いた夜だった。しかしこの寿司は本当にうまい。。