TechCrunchのパーティ参加
先週金曜のことになるが、TechCrunchのパーティに行って来た。今回、TechCrunch Japanの日本人Blogger5名枠に入れて頂く幸運を得たが、参加資格を得る代わりにパーティの様子をBlogに書くことが条件ということで、以下概況。
パーティの場所はSand Hill Road中腹にあるAugust Capitalのパティオで、うちのOfficeのすぐそば。開始時刻である5時30分の10分前に現地到着。駐車場Spaceが足りないのではないかと心配したが、特に問題無くAugust CapitalのOffice敷地内駐車場に駐車。
5時30分過ぎになり、入場。エントランスも会場も、まだ人影はまばら。イベント会場には、ざっと20社程度のStartupがブースを出していて、製品デモを行っている。Droplet technologyのブースに、当地で独立されて頑張っておられるSさんの姿が。久しぶりの再開。しかし、相変わらず世の中狭い。
Ad ExchangeのAdBriteがブースを出していた。5月に同社FounderのPhilip Kaplanを東京&北海道のNILSに連れて行ったことを思い出す。(2007年5月24日付のエントリ:「日本出張中 ~ 北海道へ NILS初日「ネット広告配信サービス市場の現状と展望 」参照。)札幌Sheratonで聞いたPhilipのドラムは結構よかった。Philipに限らず、この会社の連中は相変わらず皆陽気で楽しい。
パーティ会場の様子をビデオでネットに流したり、写真をネットにUpしているベンチャーも数社いた。その内の1社、Kyte.tvはVideoのSharingやBroadcastingのEnabler。
このパーティで彼らが撮ったビデオクリップの数々が、彼らのサイトにアップされている(こちら:kyte.tv TechCrunch party channel)。ちなみに、いきなり「カメラに向かって何か言え」と言われて「何言ったらいいかわからないよー」とハマっている当方のビデオも残っていた。
この会社のサービスは、写真やビデオの共有とSNSやChat等のCommunity機能とのあわせ技。Groupで同一のStreaming Videoを見ながらリアルタイムでChatすることも出来る。当方がビデオカメラを前にハマっているStreaming Video窓の横で、「ハマってるねー」とChatしている連中のテキストが流れている。なんとも妙な気分。
さて、パーティ会場入り口に陣取っていたのはZenfolio。彼らは写真共有サイトをTryしている。聞くと、ユーザ月額課金でビジネスを組み立てるそうだが成否は如何に。パーティの様子をこのSiteにUpすると言っていた(こちらに上がっている)。緑色のパーマヘアのかぶりものをかぶって、TechCrunchプレート持って立ってる当方のかなりまぬけな写真も載っている。。。
その他、デモ企業の一覧は以下会場看板を参照されたい。(画像クリックで拡大可)
TechCrunchにもアイコンが並んでいたのでご参考まで(こちら)。
こういう集まりには必ず顔を出してるおなじみSocialTextのRoss Mayfield。やっぱりいた。元気そうでなにより。彼は去年日本に連れて行った(2006年5月28日付エントリ「NILS 2日目: Web2.0 for Enterprise」参照。)ちなみにSocialTextは、現在新CEOを募集中である。自薦・他薦問わず幅広く募集中とのことなので、興味のある方や候補推薦出来る方はRossまでご一報を(2007年7月19日付のRossのBlog参照)。
その他、写真は撮らなかったが、以前プレゼン資料の作り方のエントリで紹介したGarage Technology VentureのGuy Kawasaki(2006年1月8日エントリ「プレゼン資料作りにあたっての10/20/30の法則」御参照)や、こちらも以前検索技術関連のエントリで紹介した自然言語サーチエンジン開発ベンチャーPowerSet CEOのBarney Pell(2006年11月7日エントリ「Powersetが$12.5MをRaise」御参照)等、知った顔があちこちに。Barneyとは先日議論の機会を持ったばかり。
人ごみをかきわけて飲み物を取りに歩いていると、顔見知りから「Hi Dave」と話しかけられていちいち握手をする。
さて、時計は7時をまわり、会場が大分混雑して来た。聞くところによると、この時点で既に400~500人程度の入場者。大変盛況で、芋洗い状態である。最終的には900人規模まで行く可能性があるとのことだが・・。
しかし、本Blog用に写真を撮る為に会場脇のベンチに立って周りを見回していて、今日ここに来た人は何を目的に集まっているのだろうとふと思う。この時点まででKeynoteも講演もPanelも何も無いイベント。イベント開始から2~3時間経っても、その間に司会進行すら一切無い、ある意味シンプルなGet Togetherに500人もの人間が集まり、どんどん人数が増え続けている。
参加者は、主にインターネットサービス系のビジネスを手掛けるStartupの経営者や従業員、エンジニア、ジャーナリストなど。大手企業従業員&エンジニアも多数。年齢層は他のIT系各種イベントと比較すると若年層の比率がやや高いか。パーティ会場がSand Hill Roadにも関わらず、ベンチャーキャピタルの姿はそれほど多く見かけなかった。
この場に来る動機の1つとして、まずは純粋に友達つながりでお喋りを楽しむ、というのもあろうが、喧騒を耳にしながら浮かんできた言葉は、やはり「Hype」や「Buzz」といったもの。そして思い出したのは、2006年6月4日付のエントリ「CGM企業の競争優位とは」。このエントリでは、Bloglines創業者のMark Fletcherの言葉を引いて、インターネットサービス分野のベンチャーの成功要因としてテクノロジーもさることながら「Buzz」や「User」がキー、という論点を述べたわけだが、このパーティの雰囲気は明らかにそれを地で行く展開とも見受けられる。
まずはTechCrunch自体がBuzzを背負っている。そして、そこで取り上げられたベンチャー企業にBuzzが起こる。なので、StartupはTechCrunchの門を叩き、イベントに集う。ここに来たら何か起こるんじゃないか、Buzzのeco-system(?)に一歩近づけるんじゃないか。そういった期待感が人を引き寄せている側面があるのではないかと思う。
夜8時30分を回った。次の約束があり、会場を後に。駐車場に向かう道すがら、August Capitalのパティオを眺めると、先ほどまで自らが身を置いていたパーティ会場が目に入る。会場を離れても聞こえて来る喧騒。ある意味、このBuzzを客観視している自分に気がつく。ベンチャーキャピタルとして(多分VCに限らずだろうが)、Buzzをレバレッジ材料として最大限活用しつつも、一方でBuzzそのものはきちんと客観視するのが正しい行動様式だろうなどと考える。
















竹内さん、パーティーではお疲れさまでした。よろしければまたお話しできる機会をいただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by: yoshio.NARITA | August 01, 2007 at 08:07 AM
こちらこそ、今後共宜しく御願い申し上げます。
Posted by: Dave | August 01, 2007 at 11:27 AM