今年も恒例のMusic@Menloが始まった
今日は夜7時30分に仕事を切り上げ、Menlo ParkのDown Townにほど近いMenlo SchoolのStent Family Hallへ。この時期恒例の音楽祭、Music@Menloのコンサートに向かう。
今年で6回目のこの音楽祭。Menlo Schoolの2つのHallとPalo Altoの教会(St. Mark’s Episcopal Church)を会場に、毎年7月下旬から8月半ば迄のスケジュールで開催されている。
当方は渡米直後の2005年から通っているが、2005年はベートーベンがテーマ、2006年はモーツアルト生誕250周年ということでモーツアルトがテーマだった。2007年は「Bridging the Ages」というConceptualなテーマとなり、今年は音楽祭全体のスケジュールを5つに分けて、バロックから現代音楽までの歴史をなぞって行くという意欲的なテーマ設定になっている。(コンサートのスケジュール詳細はこちら)
今日のコンサートはこの5つのスケジュールの内の最初で、バロック期がテーマとなっている。タイトルは「Towards Bach」。曲目は以下の通り。
- Salamone Rossi: Sonata no. 4 sopra l’aria dei Ruggiero (1623)
- Giovanni Legrenzi: Sonata “La Foscari” a due, op. 2 (1655)
- Henry Purcell: Fantasia upon One Note (1680)
- George Frideric Handel: Meine Seele hört im Sehen, HWV 207 (1724–27)
- Johann Sebastian Bach: Weichet nur, betrübte Schatten (“Wedding Cantata”), BWV 202 (before 1730)
- Antonio Vivaldi/Johann Sebastian Bach: Concerto no. 1 in D Major, BWV 972 (1713–14), after Vivaldi, op. 3, no. 9 (arr. Kenneth Cooper)
- Johann Sebastian Bach: “Schafe können sicher weiden” (Sheep may safely graze), from Was mir behagt, ist nur die muntre Jagd!, BWV 208 (1713)
- Johann Sebastian Bach: Brandenburg Concerto no. 4 in G Major, BWV 1049 (1721)
会場はこじんまりした空間。140~150人ほどのAudienceだろうか。超満員である。Stage中央にハープシコードが鎮座している。
Rossiの華やかなアンサンブルでコンサート開演。Legrenziの清く正しいバロック音楽に続いてPurcellの和音が響く。コンパクト且つAt Homeなコンサート会場が室内楽中心の曲目とベストマッチ。音楽に聞き入り、次第に日常が遠ざかって行く。続いてHandelのAriaとBachのWedding Cantata。ソプラノが当方好み的には若干厳しいが、総じて素晴らしい出来。
休憩時間をはさんで後半はBach。まずはVivaldiのViolin Concetroを編曲した鍵盤協奏曲。美しい旋律で、食べ物に例えると超美味である。続いて定番の狩のカンタータ、そして最後はこれも定番のBrandenburg Concertoでしめる。あっという間の2時間。
この音楽祭、今後8月8日までロマン派、近代、そして現代音楽をテーマとしたコンサートが続く。お勧めである。



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