VCの存在意義 ~ Infinity Ventures Summit 2日目
今日はInfinity Ventures Summit 2日目。今日はLaunch Padの審査員とRock YouとのPanelのModerator仕事をこなす。まずは朝一番に行われたLaunch Padの審査員から。広い会場の一番前の審査員席に向かい、着席。審査員は10名ほどいようか。隣席のDeNA川田さんに御挨拶。
間もなくLaunch Pad開始。14社の企業が各々6分の持ち時間で自社の新しい製品やサービスの説明及びデモを行う。審査は1社のプレゼンが終了する毎に5段階評価で採点。考える時間はほとんど無く、半ば直感で採点をして行く。そしてすぐに次の企業のプレゼンが始まる。
個々の企業名やプレゼン内容そして得点結果は小林さんのBlogに詳しいので御参照(こちら)。当方が全体を通して感じたのは、まず理屈抜きに「面白い」ということ。ふと、9月にSan Franciscoで開かれたTechCrunch50で、日本のTonchi Dotが満員の会場で大爆笑を浴びていたことを思い出した。このLaunch Padの内容そのままアメリカでやったら、かなりウケると思う。
もう1つ、ふと気付いたのが、これら面白いサービスを提案している会社の大半がベンチャーキャピタルの資金を引いていないという事実。そこで前日のMahaloのJasonの一言を思い出す。曰く、「斬新なサービスはEconomyのDownturn時に生まれる」。
Recessionが深まりExit環境が厳しさを増すに連れて、VCの活動レベルは相応に低下するだろう。結果として以前と比較して相対的にVCから自由な身となる日本のVenture Communityでは何が起こるだろうか。VC好みの事業計画を書く必要も無く、「急成長」や「目標必達」を連呼する社外取締役の声に悩まされることも無い企業が受託開発や何らかの手段で食いつなぎながら手元流動性の範囲で全く斬新な製品やサービスをマイペースで世に送り出し、Monetizationなど野暮なことを言わずに自由な試行錯誤が展開される。そしてそこから次世代を担う新機軸が飛び出して来て、再びRecession期が終了した際に、それら新機軸を打ち出した企業が成長して主要なPlayerに名を連ねている。そして、VCは激しくその存在意義を問われる。そんな状況が出現しまいか。14社のプレゼンを見ながら、ふとそんなことを考える。

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