今日で連休終了。今日まで5日間書いて来た通り、連休中は都内に留まり、連日スポーツジムに通って汗を流し、ランチは都内各所のホテルで和食を楽しむという健康企画とした。和食はやはりカロリーがある程度抑えられているようで、毎日運動した甲斐もあって連日これだけ充実したランチを楽しんだにも関わらず、連休中にまた追加で1kg体重を落とすことが出来た。これでここ1ヶ月強で合計6kgの減少。年末迄に追加で5~10kgの減量に引き続き挑戦したいと思う。
毎日異なるホテルで同ジャンルのレストランでランチを頂いていると、各ホテルの個性が少し見えて楽しい。まず最もお茶を頻繁に取り換えて下さり、テーブルの状態を見て何かと気を遣って下さったのが昨日のPark Hyattの「梢」。ウェイター殿のサービスも自然で且つご家庭のお話などさりげなくPrivate感を交えた会話も織り交ぜて下さり、安心感や安定感そして親近感のあるサービスで、大変気持ちの良い時間を過ごすことが出来た。食事も申し分ない出来。子供用の食事もMenuに無いものを臨機応変にご用意頂き、配膳の仕方といい随所に配慮のあとが伺えた。サービス内容はこの5日間でお邪魔した各Hotelのレストランの中でベストだったのではないかと思う。
お重にボリュームたっぷりの牛ステーキを入れて、ともすれば軽めの印象がある和食お弁当に重量感を与えていたのが連休初日に伺ったGrand Hyattの「旬房」。ボリューム感で一位。ガラス張り且つ一部Open Kitchenの開放的な空間と静かで落ちついた雰囲気、そして必要十分なサービスも相まって大変居心地が良かった。
先附けに葡萄(マスカット)の実を大胆に取り入れ、且つ内装も器もややモダンな雰囲気を醸し出していたConradの「風花」。連休2日目に訪問。オーダーはしなかったがMenuにはハンバーグ等従前のホテル和食の範疇を越えた内容が散見されて型にはまらない面白さを感じた一方、お椀やお重の内容はしっかり正統派超美味和食で大変好感が持てた。お店と1FのValet Parkingが連動していて、特に御願いしたわけでも無いのだが1Fに降りたら車寄せに車がエンジンをかけて待っていたサービスも印象的だった。同様のサービスを昨年末にメキシコCancunのMandarin Oriental Hotelで受けたことをふと思い出したが(2008年12月29日付エントリ「Riviera MayaのMandarin Oriental Hotelは超お勧め」参照)、このようなさりげないサービスは大変嬉しく感じるものである。食事とサービスのModern感というか洗練度合いと、創意工夫と基本とのバランスという面で一位。
今日のThe Ritz Carltonの「ひのきざか」は、食事は奇をてらうことなく大変オーソドックスなのだが、1品1品のレベルが高く本格感が大変高かった。食事冒頭の恒例の箸選び(吉野杉の箸2種類から1つを選ぶ)も相変わらず健在で楽しい。ひのきを多用した店内雰囲気も当方好み。サービスも必要十分で好感度高い。全体的に安心感というか安定感があった。各Hotel甲乙つけ難いが、敢えて順位をつけると食事のうまさではここが今回は一位だったのではないかと思う。(決め手は天ぷらのサツマイモのホクホク度合いと子供用デザートにサービスで頂いた栗のアイスクリームのうまさということで、無茶苦茶主観的評価ではあるが・・・。それだけ、各Hotel甲乙つけ難いうまさということ。)
周辺環境も各Hotel共異なっていて興味深い。Four Seasonsの「みゆき」は椿山荘の庭園隣接、Conradの「風花」はすぐそばに浜離宮があり、各々ランチ後は庭園散策系の組み立てになろうか。Grand Hyattの「旬房」は六本木ヒルズ併設、The Ritz Carltonの「ひのきざか」は東京Mid Town併設。各々、ランチ前後に買い物や各施設内でのイベント等の組み立てになろうか。ちなみにMid Townは隣の公園で無料でビニールシートと絵本や書籍の貸し出しサービスをしていて、このサービスを利用して芝生に寝そべり「ひなたぼっこ」をしている人が沢山いた。ランチ後に買い物と公園で休憩&読書の両方を楽しむプランも良いのではないかと思う。ランチ前後の組み立て面では、個人的にはThe Ritz Carltonの「ひのきざか」を第一位、Conradの「風花」を第二位としてみる。
レストランからのViewも各レストラン各様。Conradの「風花」は晴海からレインボーブリッジそしてお台場まで見渡せる素晴らしいView。The Ritz Carltonの「ひのきざか」は新宿副都心全体や赤坂御用地が見渡せるNice View。Park Hyattの「梢」は新宿から西を拝むViewでやや落ちついたCity View。Four Seasonsの「みゆき」は椿山荘の緑豊かなGarden View。個人的にはConradの「風花」のViewが第一位、The Ritz Carltonの「ひのきざか」が第二位。
上記纏めて、食事そのものとランチ前後のActivity組み立て面ではThe Ritz Carltonの「ひのきざか」が一位、サービスはPark Hyattの「梢」が一位、窓外の景色はConradの「風花」が一位という結果としたい。
連休中の旅行も良いが、テーマを決めて都内で集中的にホテルレストラン巡りをするのも大変興味深い体験だった。次はイタリアンや中華等でもやってみたく思う。が、連日イタリアンとか連日中華は厳しいようにも思う。5日間連続で和食ランチを食べて飽きないのは、やはり自分が日本人だからか等考える。
Anyway、毎日沢山食べながら同時に沢山運動してネットで体重マイナスと、大変楽しく充実した連休だった。明日からまた仕事に励みたいと思う。