連休2日目。今日のランチは汐留Conrad Hotel 28Fの和食レストラン「風花」へ(東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング TEL 03-6388-8000)。モダンなエントランス、高い天井、そしてテーブルからレインボーブリッジの眺めが素晴らしい。
オーダーしたのは「箱懐石:冠」。まずは先附け。爽やかな青菜と刻んだ椎茸の上に、なんとマスカットが乗っている。爽やかな青菜とほのかに甘いマスカットの優しい味わいが意外と調和していて大変楽しい一皿。Chefの創意工夫を感じる。
続けてお椀。どんと大きな「カブ」の煮物が入っている。「菊の花」をイメージした細工切りが素晴らしい。カブはとても柔らか、そしてお椀には「とろみ」が心地よいじゅんさいと蟹肉が。各々淡々と口に運び、最後にお椀をすすって「はー」とため息。日本人であることの有り難さを改めてかみしめるひと時である。超美味。
そして続けて刺身のお造り。モチモチしたイカと爽やかな鯛の刺身。各々わさびをちょこんと乗せて戴く。歯ごたえのある新鮮な刺身は当然超美味。日本酒が欲しくなるがダイエット中。ぐっと我慢する。
そしていよいよメインのお重到着。上部には秋の彩り。日本食はArtである、と改めて思う。この繊細さは日本ならでは。
上部の蓋を取り、お重とご対面。右上から鱧、鶏肉と野菜の煮物、鮭の西京焼き、そして野菜の揚げ物。いずれも抑え目で繊細な味付け。炊き込みご飯とお椀をすすりながらおいしく戴く。もうすぐ2歳の娘が食事中ずっと昼寝をしてくれている、という好材料も重なり、淡々と静かな時間が流れる。。
そして最後にデザート。豆乳のプリンである。自然な甘さが大変心地よい一品。
食事終了。 ウェイターに会計処理と駐車券の処理を依頼し、お会計を済ませて1Fのエントランスに降りて行くと、車寄せに当方の車がエンジンをかけた状態で待っていた。さりげないサービスが嬉しい。Conrad、内装、眺望、料理そしてサービスいずれも申し分の無い出来。大変お勧めである。
食事後、腹ごなしにConrad正面の浜離宮を散策。先ほどランチをしたConradのビルと、その右に電通ビルを臨む。浜離宮の緑と汐留再開発地区のビル群のモダンな佇まいのコントラストが楽しい。
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