連休3日目。引き続き、都内ホテルの和食レストラン巡り継続。今日のランチは、久しぶりに目白のFour Seasons Hotel 2Fにある「みゆき」へ(東京都文京区関口 2-10-8 TEL 03-3943-6968)。
現在Four Seasons Hotelでは、「La Festa Italiana」と銘打って全館挙げてのイタリア特集期間中。館内各レストランでの特別メニューの提供やイタリア料理のクッキングスクール開催、そしてホテルエントランスでのランボルギーニ車展示等、イタリアにまつわる様々なイベントが開かれている(詳細こちら)。さすがに日本食レストランは関係無いだろうと思って入店後Menuを開いてみると、イタリア風和食コースの「トリコローレ御膳」という意外性のある(??)メニュー提案があり、思い切ってオーダーしてみる。。。
まずは先附け。「とまとゼリーと豆腐の西京漬け、カプレーゼスタイル」とのMenuの表記。イタリアの国旗をモチーフにした、3色3層構造の先附けである。上からトマトゼリー、豆腐の西京漬けそして枝豆のゼリー。全体をほんのりオリーブオイルが包む。和洋取り混ぜた味わいが何とも言えない。。白ワインに合いそうな一品。相応に美味。
続けて食事膳。こちらもイタリアの国旗をもじって、左から「茶そばのジェノバソース掛け(緑)」、「白身魚のカルパッチョ(白)」そして「マグロのステーキ(赤)」の3種。いずれも普通に美味。
食事のシメはお寿司とお味噌汁。手前から時計回りに芽葱の寿司、バルサミコ酢をつけた酢飯で海老天を包んだ巻寿司、キュウリで包んだ軍艦巻きの上にトマトを載せたもの、イクラとサーモンの寿司そしてアボカドの寿司。いずれも相応に意外感がありまあまあ美味。
最後は豆乳のパンナコッタ。ほのかな甘みが素直に美味。
「和食」と「イタリアン」という極めて異質なものを組み合わせて新たな料理を創造した創意工夫は評価したい。味は相応にうまかった。量はかなり少なめ。各料理の必然性という意味で、もう一歩深い世界が本来まだあるような気もする。今後の進化に期待したい。
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