連休4日目。引き続き都内ホテルの和食レストラン巡り継続。昨日のウェイトトレーニングと水泳の影響で全身筋肉痛状態を引きずりつつ、今日の昼は新宿Park Hyatt Hotelの40Fの和食レストラン「梢(Kozue)」に向かう(東京都新宿区西新宿3-7-1-2 TEL 03-5322-1234)。電話での予約時に2歳弱の子供がいると告げると、子供向けの料理をどうするか種々提案あり。過去3日間の各Hotelの対応と比べて最も親身な内容で大変好感が持てる。
Park Hyatt Hotel 41Fでエレベータを降り、Peak Loungeを抜けてフレンチレストランGirandoleの手前にある「梢」のエントランスから1フロア下がって40Fへ。(ちなみにGirandoleは、1ヶ月前に訪れた際に頂いたLunchのPorkが超美味だった。6時間の低温Roastを経てトロトロのPork。超お勧め。)
レストラン到着。あいにくの曇り空だが、相変わらず素晴らしいView。
ここは以前何度か訪れているが、ふと3年前に投資先米ベンチャーのVP連中との日本出張時に一緒に来たことを思い出す。(蛇足だがラテン系のFはこのとき日本初体験で、梢でのDinner中に「日本の最も代表的なカレーが食べたい」とわがままを言い出し、神保町のBondyに連れて行った。Bondyが日本の代表的なカレーなのか否かはかなり議論がありそうだが、ここのビーフカレーは当方好物である。米人VP連中にも大好評だった。。)
さて梢。ランチメニューから定番のお重、「梢 Kozue」をオーダー。まずは先付け。柔らかい鰻の身の下になんと「リンゴ」の実と薄く切ったこんにゃく。この意外な組み合わせが思いのほか爽やか美味で感心しきり。
続けて吸物椀。お吸物の中にふわふわの卵が浮かぶ。卵の中は大量の枝豆と海老が。こちらも無茶苦茶美味。
先付けもお吸物も大変満足の行く出来で、暫し余韻にひたる。お茶を取りかえて貰って淹れてたのお茶をすすっていると、メインのお重殿到着。
包みを開けて、お重を展開する。おもちゃ箱をひっくり返したような、バラエティ豊かな食材の数々。ウェイター殿の説明を聞きながら、どこから食べ始めたものかと思案する楽しいひと時。ある意味、これがお重の醍醐味。
右のお重にある新鮮なお刺身を頂きながら、左のお重の栗ご飯をほおばる。ご飯の奥には茄子の煮浸しとその隣によく味のついたニシンが。いずれも全て超超美味。
右のお重に戻って右奥に転がる食材を1つ1つつまんで行く。サーモンがあったり卵があったりと楽しい。そして再び左のお重に戻る。あちこち、そしてあれこれ食べて大変楽しい。
あっという間に完食。最後のデザートはくずきり。上に抹茶パウダー、下にはほのかな甘さが心地よい蜜が浸してある。ほっとする美味。そして最後にお茶を飲む。極楽。
梢、店内雰囲気、食事、サービスいずれも申し分ない出来。引き続き超お勧めである。
尚、子供向けの食事としてお店が用意して下さったのは、卵雑炊。これが子供用にしておくのは勿体無いほどの出来で、大人が食べても十分超超美味。また、小さい子供用ということで塩分控えめの味付けがなされていて、且つ冷まして食べる為の器と小皿を用意して下さる等、随所に配慮のあとが伺えて大変好感が持てる。子供連れでも安心して伺えるレストランは大変貴重な存在。
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